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悪質な反則2回で自動的に退場処分、その影響は? [渡辺 史敏]

2016年03月29日(火) 11:46

昨季のパンサーズ対ジャイアンツ戦でのWRベッカム(左)とCBノーマン。Evan Pinkus via AP

昨季のパンサーズ対ジャイアンツ戦でのWRベッカム(左)とCBノーマン。Evan Pinkus via AP

 NFL競技委員会は現地23日、投票を行い2016年シーズンに導入されるルール変更を決定した。その一つに特定のアンスポーツマンライク・コンダクトの反則をゲームに2回取られた選手が自動的に退場処分になるというものがある。

 これはラフプレイや乱闘が頻発することの抑制を狙ったもの。それ故アンスポーツマンライク・コンダクトの反則のすべてではなく、殴打やキックなどの暴力行為、暴言、トーンティングなど悪質で故意のものが対象となっている。

 今回その典型例と考えられているのが2015年シーズンの第15週パンサーズ対ジャイアンツ戦だ。ジャイアンツのWRオデル・ベッカムとパンサーズのCBジョシュ・ノーマンとコートランド・フィネガンが激しいマッチアップの末、ベッカムに3回、ノーマンに2回、フィネガンに1回、同反則のフラッグが出されたのである。相手のヘルメットを狙い、自らのヘルメットでヒットしたとしてベッカムにはゲーム後、1試合の出場停止処分が下されもした。

 ただ今回の自動退場処分というルールに対し、NFLのコーチからある懸念が出ているとスポーツ情報サイト『ブリーチャー・レポート』のマイク・フリーマン氏や『Foxスポーツ』のジェイ・グレイザー氏が伝えている。その懸念とは、もしスター選手が1回アンスポーツマンライク・コンダクトを取られた場合、2つ目を取られるように相手チームが挑発するような言動をするのではというものだ。

 たしかに控えの選手を入れてマッチアップさせ、ダーティなプレイをさせたり、相手の怒りを高ぶらせるような言葉を吐かせたりすることが考えられる。先発級の選手でもまだ同反則をもらっていなければ可能だ。

 そして、主力選手がこうした挑発行為にゲーム中ずっと耐えなければならなくなると、チームの戦力低下になってしまうかもしれない。さらにそうした挑発行為によってけがの可能性も上昇しそうだ。

 その一方で、最初からアンスポーツマンライク・コンダクトを犯さなければいいだけ、ともいえる。

 今回のこのルール変更は1年の試行として行われ、2016年シーズン終了後継続されるかどうか協議されることになっている。果たして今シーズン、どんな影響が現れるか注目したい。

コラムニスト紹介

渡辺 史敏

渡辺 史敏[わたなべ・ふみとし]兵庫県生まれ
ジャーナリスト兼NFLジャパン リエゾン オフィスPRディレクター。1995年から2014年3月までニューヨークを拠点にアメリカンフットボールやサッカーなどスポーツと、さらにインターネット、TV、コンピュータなどITという2つの分野で取材・執筆活動を行う。2014年4月に帰国、現職に。『アメリカンフットボール・マガジン』、『日刊スポーツ電子版連載コラム:アメリカンリポート』、『Number』などで執筆中。

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