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QBマニング、スーパーボウル優勝を引退の花道に【前編】 [生沢 浩]

2016年03月09日(水) 11:37

正式に引退を発表したQBマニング。AP Photo/David J. Phillip

正式に引退を発表したQBマニング。AP Photo/David J. Phillip

 このコラムはもともとNFLにおける新たなスターや注目度の低い選手にスポットを当てて紹介する目的で始まった。しかし、スーパーボウルMVPや引退選手を避けて通るわけにもいかず、次第にビッグネームの選手も扱うようになった。そして、ついにQBペイトン・マニングについて書く時がきた。

 マニングがついにユニフォームを脱ぐ決断をした。現地時間3月7日にブロンコスのチーム施設で会見を行い、「18年という年月にはいろんな思いがある。18は僕の番号だ。そして、今日プロフットボールから引退をする」と宣言したのだ。

 パス獲得距離、TD数、生涯勝利数など数々のNFL記録を打ち立てての幕引きだ。自身2度目のスーパーボウル優勝を花道としてフットボールフィールドを離れるのは、およそ考えられる中で最高のシナリオだ。そして、マニングはそれにふさわしいキャリアを歩んできた。

 筆者は「誰が歴代最高のQBか」という議論に興味がない。リアルタイムで観ていないQBのその時代における影響力は測るべくもないし、そもそも比較することに意味を感じないからだ。しかし、マニングは間違いなくNFLにおけるパスのレベルを一段階あげた選手の一人だ。

 そのひとつが彼の代名詞でもあったオーディブルだ。徹底的なフィルムスタディによって対戦相手のディフェンスを研究し、弱点を洗い出して試合に臨む。そして、スクリメージライン上で実際のアライメントを見てプレイを変える。どうしてもディフェンスは後手に回ることになり、マニングの術中にはまるのだ。

 当たり前の理屈だが、これこそ「言うは易し、行うは難し」だ。ディフェンスの特徴を正確に把握するためにどれだけの時間が必要か。試合中に間違いない判断を下すことがいかに難しいか。さらに、オフェンスの他の10人と同じ意志を共有しなければならない。それをマニングは自分のスタイルとして確立してきた。

 かつてコルツでともにプレイしたTEダラス・クラークは「マニングの考えていることを本当に理解できるまで数年かかった」と語ったことがある。NFLの選手ですらそれだけの難易度を感じるオーディブルを日常的に行っていたところにマニングの凄さがある。

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コラムニスト紹介

生沢 浩

生沢 浩[いけざわ・ひろし]1965年 北海道生まれ
ジャパンタイムズ運動部部長。上智大学でフットボールのプレイ経験がある。『アメリカンフットボールマガジン』、『タッチダウンPro』などに寄稿。NHK衛星放送および日本テレビ系CSチャンネルG+のNFL解説者。著書に『よくわかるアメリカンフットボール』(実業之日本社刊)、訳書に『NFLに学べ フットボール強化書』(ベースボールマガジン社刊)がある。日本人初のPro Football Writers Association of America会員。

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