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深刻化する脳振とう問題、早期引退からの復帰を試みるTデービス [渡辺 史敏]

2016年03月01日(火) 11:10

脳振とうで引退するも、復帰を試みるTデービス。AP Photo/Greg Trott

脳振とうで引退するも、復帰を試みるTデービス。AP Photo/Greg Trott

 ハリウッド映画の題材になるほど近年注目を集めている脳振とう問題。現労使協定下で進む対策プログラムによって減少が報告されるが、20代で引退する選手が頻発するなど、深刻な状況であることには変わりがない。その一方で早期引退からの復帰を試みる選手が現れた。

 49ersでTとしてプレイしていたアンソニー・デービスである。NFLメディアやスポーツ専門局『ESPN』が伝えたもの。

 ラトガース大出身で現在26歳のデービスは、2010年のドラフトで1巡11位指名を受けて49ersに入団した。1年目から先発の座を獲得し、2013年までの4年間全ゲームに先発出場を果たしている。ただ5年目は脳振とうの影響で7ゲームの出場に留まった。

 最初に49ersと結んだ契約は5年間最大3,750万ドル(約42億1,000万円)で、その後2013年に5年最大3,320万ドル(約37億3,000万円)で更新している。スポーツ調査会社『Spotrac.com』によれば最初の5年間で2,800万ドル(31億4,000万円)を受け取った模様だ。さらに2015年には年俸とボーナスで230万ドル(2億6,000万円)を受け取ると見られていたのである。

 が、昨年6月デービスは引退を発表したのだ。理由は「脳と身体を治療する」ためというものだった。当時「数年考えた後、NFLから1年かもう少し距離を置くことがベストと判断した。これは自分の脳と身体を治すチャンスを与える時になるだろう」との声明を出している。

 ただその直後にツイッターで「1年かもう少し」という部分について「1年かもう少しで復帰したい。26、27になっているだろう」と投稿していた。

 そして1年近くが経ち、復帰に向けて動き出したというのである。現地1月4日にまずツイッターで、49ersへの復帰についてのファンからの質問に対し「保証する」と回答。さらに復帰を申請し、2016年シーズンにプレイする意向を示したということだ。

 保有権は49ersが有しており、復帰が実現すれば本人も望む49ersということになる。深刻な問題であるだけに、デービスの復帰が実現し、元通りのパフォーマンスが発揮されればNFL全体にとっても朗報となるだろう。

コラムニスト紹介

渡辺 史敏

渡辺 史敏[わたなべ・ふみとし]兵庫県生まれ
ジャーナリスト兼NFLジャパン リエゾン オフィスPRディレクター。1995年から2014年3月までニューヨークを拠点にアメリカンフットボールやサッカーなどスポーツと、さらにインターネット、TV、コンピュータなどITという2つの分野で取材・執筆活動を行う。2014年4月に帰国、現職に。『アメリカンフットボール・マガジン』、『日刊スポーツ電子版連載コラム:アメリカンリポート』、『Number』などで執筆中。

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